【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:5月21日、東京など金環日食」から
2012/03/24
2012.3.16 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:5月21日、東京など金環日食」から
「空」が気になることが人と自然を考えることに
コラムの著者 山本直人氏(コンサルタント・青山学院大学講師)が語るのは、昨年12月の皆既月食から始まり、今年5月21日午前7時半前後に東京都市圏で観測できる金環日食(▶参考)についてである。
ソーシャルメディアでスナップ写真の多くが、空の写真だと、山本氏は指摘する。「人は空を見る時、ひと時だけ世事を忘れて、それぞれの来し方行く末に思いをはせるのかもしれない」という。
山本氏が家電量販店に行くと、「日食グラス」なるものが大量に陳列されていたそうだ。これは、5月21日に東京を中心とした広い範囲で金環日食が見れるためだという。最新の日本近辺での日食は、南方洋上が多く限定された人の観測であった。今回の日食は、東京都市圏では1839年以来で、しかも朝の午前7時台であるという。かなりのイベントになるだろう。
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還以来、空や宇宙への関心が拡がり、しかも、この金環日食がある翌日は東京スカイツリーが開業するという。まさに地球での視点がもてはやされる時期であり、人類と自然の在り方を考える絶好の時期かもしれない。
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