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2012.2.16    日経産業新聞の記事「眼光紙背:ローテク金融の復活」から

長期投資は実物投資で再び脚光も

金融バブルで流行した金融工学を駆使した金融ハイテクによる高速売買、デリバティブなどの複雑化が今後もマーケットの構成要素の巨大な構成要素であることは間違いがないが、コラムの著者が語るのは、昔ながらの長期投資家がマイナーとなった今が逆に脚光を浴びるという。

長期の資産形成を唱える機関投資家も実は、毎年の成績に追いまくられる高速売買型。だが、人口増加など地球低規模でみれば、投資対象は、金融商品ではなく実物投資が大きくなるという。世界中の人々は、豊かな生活を求めて、エネルギー、工業原材料、食糧、水といった不足を補う必要がある。金融ハイテクとは異なり、10年単位の時間軸での投資となろう。長期投資というローテク金融が再度脚光を浴びるのはこう言った理由からだという。

そういえば、お隣の大国では、投資先がハイテク産業ではなく、エネルギー、工業原材料、食糧、水であり、アフリカ大陸の開発途上国である。長期投資はボディーブローのように効いてくることを、四千年の計の国らしくしっかりとつかんでいるようだ。thunderphonetonoodlerestaurant

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