【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:IT革命、若き指導者どう向き合う」から
2011/12/25
2011.12.21 日経産業新聞の記事「眼光紙背:IT革命、若き指導者どう向き合う」から
キタの動きを映すIT革命
コラムの著者は、アジア情勢に多大な影響のある北朝鮮の金正日総書記の死と後継者と目される金正恩氏について語っている。コラムの著者は、2006年1月に金正日総書記が中国広東省の開放路線の先進地を訪れていたことや、今年5月江沢民前国家主席の出身地、江蘇省揚州を訪ねている。この2つには大きな違いがあるという。
広東省訪問は、改革開放路線と北朝鮮の経済改革のつながりであり、江蘇省訪問は、後継者問題のバックアップを中国首脳部に影響のある江氏に託したとの観測だ。ただ、この2回の訪問も厳重な情報管理によってベールに包まれていたが、今年の訪問は、インターネットで、南京の工場視察御様子などがうかがい知れた。いわゆる盗撮であろう。
ITによって当局の厳戒態勢をも潜り抜け、金総書記の動きが分かってしまう。コラムの著者は、こういった時代に若返りする北朝鮮の指導部は、世界的な変革の波にさらされるのではないかと予想している。
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