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2011.10.31  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『いいね!』ボタンの落とし穴」から

ソーシャルネットワークシステム(SNS)は本当にソーシャルなのか?

コラムの著者は、面白くもない投稿や情報に付和雷同して『いいね!』ボタンをクリックする自分に警鐘も含めて、SNSが本当にソーシャルなのかと疑問を投げかけている。

世界に8億人の利用者を抱えるというファイスブック。だが、レストランでの食事風景やジョギングの成果、ペットの自慢話をシェア(共有)して本当に「ソーシャル(社会)」なのか。ソーシャルグラフ(人間関係図)と言えるのか。「友達の友達」で親友になれるのかと言った時の利用者の反応はどうなのか?

『アラブの春』の情報伝達やマーケティングの効果アップとしてのSNSは、どうもソーシャルの本質と違うとコラムの著者は指摘する。ニックネームで同じ趣味や興味をもるコミュニティーのSNSも人気であるが、こちらの方がよほどソーシャル的だという。面白さでつながるなら、like!も良いが、今付和雷同のクリックに、表層的な企業の数字に騙されてはいけないのではないだろうか。happy01

 

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