【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「体験的リーダー論、キヤノン電子・酒巻社長③」から
2011/11/06
2011.11.2 日経産業新聞の記事「体験的リーダー論、キヤノン電子・酒巻社長③」から
意外に多い思い付きでの目標決定
コラムの著者 キヤノン電子社長 酒巻氏が語っているのは、リーダーとして目的や方針を掲げる際の注意点である。
【十分に練られた目的や目標、方針決定が重要】
- 時流に乗らねばといった「思い」から誤った新規投資の方向に走り失敗
- 資金や技術力が不足して失敗
- 時代の先端を行くつもりで、実際は良く考えもせずに行動して失敗
これらは、経営者の何らかの思いつきや思いこみによるもので、部下を振り回して組織を疲弊させるだけになる。⇒「自分は正しいか」と常に問い続ける謙虚な姿勢必要である。
- 情報源の確認が必須:精度の確認
- 熟慮熟考:2~3日おいて考え直し、また2~3日おいて考え直し、1週間程度くらい時間をかけて慎重に考え抜く⇒10個のうち1個あればよい程度と酒巻社長は語る
- 指示してしまった内容を、熟慮の結果変更しないといけない場合もある⇒部下の意見の採用など大義名分を必要とする。朝令暮改では不信を呼ぶだけ。
- 酒巻社長の座右の銘「一月三舟」(▶参考)⇒1つのこともそれぞれ異なって受け取ることができいろいろな見方ができる。他の可能性はないか、物事を多面的にとらえることと、酒巻社長は受け止めているそうだ。
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