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2011.11.17 日経産業新聞の記事「グローバル人材、育成モデル⑧」から

『選抜プール』型人財育成モデル

コラムの著者 プライスウォーターハウスクーパーズパートナー若林豊氏が、今回解説するのは、現在のグローバル人財育成術だ。

M&Aなど経営のグローバル化が進む中で、逆に人財のグローバル化が遅れ、現地任せのリーダ不在で危機感のあるメーカをクローズアップ。そこで採られた方法は、若林氏がいう選抜・集中投資型のグローバルリーダの育成だ。

20代後半の若手から始め、戦略立案、論理的コミュニケーション術などを集中的に学ばせ、2年ごと再度選抜する。最初は30%程度が参加できるが、40代になるころには事業部長クラスとして数十人に絞る。これまでの同年齢層の共通人材教育研修とは異なり、従来の中間管理職選抜を目指すのではなく、グローバルビシネスをリードできる「真のリーダー」と外国人社員や現地での関係者を束ねて業務を遂行する「タスクフォースによるプレイング・マネージャー」の養成を行う。つまり、グローバルな大競争時代を勝ち抜く人財の育成である。

若林氏は、グローバル人財育成のプログラムは各社の強みと風土によって大きく異なることを前提に、以下のような注意点をアドバイスしている。

  • 選外者のモチベーションを維持する施策が必要

直近の成果だけでなく、人間力を持った組織をけん引する能力をみる必要がある。「360度評価」などを活用して、対象者のふるまいを観察し、人間力の自覚を促す必要がある。また、周囲を巻き込むことで、選抜の正当性も生まれる。

もう1つはキャリア形成の道をナンバーワンを目指す上記の選抜・集中型とオンリーワンを目指す領域スペシャリストとしての道も準備する。

日本企業にあったグローバル人財の育成に対する対応は、人事、経営陣、社員を含めた変化の自覚と各々の覚悟がキーだという。sign03

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