【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:テレビ『コモディティー化』の意味」から
2011/11/22
2011.11.16 日経産業新聞の記事「眼光紙背:テレビ『コモディティー化』の意味」から
サイクルを創れるかTVのコモディティー化
コラムの著者は、コモディティー化を、市場での市況商品や相場に左右される商品ではなく、汎用商品の意味で解説している。
汎用商品といっても、全く同じ商品ではないが、生活者からみると、「どの商品をみても、安さに勝るほどの価値はない」と考えはじめた商品は、汎用商品とコラムの著者は語る。
供給過剰に陥りやすく、ニーズが安さのみとなれば不況時ほど汎用商品は勢いを増すという。汎用商品化には
- 景気変動に合わせて増産
- 供給過剰
- 価格下落
- 減産
- 価格の再上昇
という市況のサイクルがあるという。畜産業のエッグ(鶏卵)サイクル、キャトル(牛)サイクル、シリコンサイクル(半導体)、クリスタル(液晶)サイクルといった波である。
ところが、テレビをコモディティー(汎用商品)とすると、この波はどうなっているのかとコラムの著者は厳しい。市況相場が上昇するには、ニーズの急増か供給能力の淘汰が必要であるが、淘汰過程が世界的に拡がってきていると言えるだろうか?
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