【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ベルリンと幕張の間にあるもの」から
2011/10/23
2011.10.18 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ベルリンと幕張の間にあるもの」から
見本市でみたビジネスモデルの変化
コラムでは、家電業界のビジネスモデルの変革への挑戦を語っている。
8月31日~9月5日まで独ベルリンで開かれた世界最大の家電見本市「IFA2011」。多くはサムソン電子やLG電子など韓国大手メーカーが存在感をアピール。スマートフォン市場で先行している強みを家電事業に活かす戦略である。
一方、10月4日~8日まで幕張メッセで開かれた日本最大の家電見本市「シーテック・ジャパン2011」。存在感があったのは、華麗な音響・映像機器ではなく、環境・エネルギー製品である。パナソニックやシャープは、太陽光パネルや家庭用・自動車用蓄電池、エネルギーマネージメントを前面に出した。
どうやら日本企業は、ベルリンでは攻勢な韓国メーカーが得意とする単品販売が採算が悪化するモノとして考え、幕張では継続的な収益が得られるビジネスモデルに切り替えようという動きと捉えられるという。
売り切りから継続収入へのビジネスモデルの転換はグローバルに広がりそうだ。
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