【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「会議を変える勘所⑪:予定調和打ち破る」より
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『擦り合わせ』の力、衰えていないか」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:3か2か1か0か」から

2011.6.24  日経産業新聞の記事「眼光紙背:3か2か1か0か」から

業界再編の適正数は

コラムの数字は、米国でハーバードビジネススクールプレスより刊行された「World 3.0: Global Prosperity and How to Achieve It」(▶参照)からの話題である。コラムの著者は、同著作より、「米ボストンコンサルティンググループの創始者ブルース・ヘンダーソンは1970年代『3の法則』を唱え、企業人に衝撃を与えた」という。主要プレーヤの数は3社が上限という説で、ビッグスリーが登場した時点で再編は完了したという見方だ。

同様に81年にGEのジャック・ウエルチ会長(当時)は「業界1位か2位でないと事業継続の意味はない」と宣言。その後リストラの嵐が吹いた。ITブームの90年代には、勝者総取り競争と言われ、2位以下もダメという。オンリーワン企業である必要があるという。OSのマイクロソフト、CPUのインテルなどがそうだという。

さらに1より小さいとなればOだが、薄型テレビを例にとると、コスト競争で第1位のサムソン電子でさえ、儲かっていない状況を指すのかもしれない。つまり、全員負け組の「ゼロ」説も真実味があるのでは?というのがコラムの意見だ。

ただ、この説にも弱点があると思う。再編を許す原動力は、独占的な企業の製品やサービスに対する顧客の信頼だ。独占しているからといって品質や価格、配送と言った価値で落としたり、遅らせたりすれば、一気に市場は他業界からの新規参入を望むからである。0社の次は、新規参入の企業による、乱立かもしれない。

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