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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「哲学で拓くBIZテク⑩:メルロ=ポンティに学ぶ『身体力』」から

2011.3.29  日経産業新聞の「哲学で拓くBIZテク⑩:メルロ=ポンティに学ぶ『身体力』」より

身体は世界と人の心をつなぐインターフェイス

コラムでは、フランスの哲学者 モーリス・メルロー=ポンティー (▶ 参考)の両義性をあげて、身体と心の関係について触れていいる。両義性とは、ポンティーによると、身体というものは自分のものでるかにようで必ずしもそうでないという主張に由来する。手で体のどこかを触って、触れたところに意識をしていみると、まるで触っているものが自分の手でないように思えることで、身体の両義性という。

自分の意思で身体を動かしているようで、実は身体が先に何かを感じ、頭にそれを伝えることもあるという。そう考えれば、歩く時に頭で考えて身体を動かしているのではなく、身体は想像以上に無意識の部分で勝手に存在し、生きている。

問題は、身体の悲鳴を頭で認識しないときが危険だという。つまりストレスや過労で身体が弱っているとき、知らず知らずに心もネガティブになってメンタルヘルスでいう心身症になる可能性もあるという。

デカルトは心身二元論で心と身体を別に捉えたが、ポンティーは、むしろ、身体こそが、環境と心をつなぐ重要な役割を演じていると主張した。インタ―フェイスの身体が正常に働かないときに、周辺環境(世界)と心をつなぐことができず、正確に捉えられないことになる。そこで、コミニュケーションに支障ができ、それがまた新たなストレスとなって、こころを病むことなるというのだ。ポンティーの哲学から学べるのは、身体をいたわり、休息と活動のバランスを取ることだといえる。

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