【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「西川英彦の目:無印良品、家づくり講座」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:銀幕に見る『天才』予備軍の集中力」より

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「ヒットの経営学:先取の眼を開く(上)」より

2011.3.7 日経産業新聞の「ヒットの経営学:先取の眼を開く(上)」より

製品を知ってもらうための学習の場を提供する

コラムでは、継続的な販売戦略を考える上で、ソーシャルを意識した商品作りが求められていることを示した。

事例1: 三洋電機のGOPAN(米からパンが作れる新発想のパン焼き器)

⇒上層部の発売計画で、「販促をしなくても、継続的に売れるために、お米に関わる人の支持・共感を得る方策を出せ」との指示。

⇒発想を変え、社会的な貢献である「食料自給率の向上」を掲げ、自治体、農協の支持を得た。

事例2:コンビニ「ニューデイズ」での「具たくさん豆乳鍋スープ」

⇒JR東日本の系列コンビニで、アフリカへ3%を寄付する商品をテーマに設定した独自企画で、このスープなどは軒並み女性の支持を得た。

⇒売り手も店頭POPを描くなど参画意識が向上。

コラムで最後に「社会と価値を共有できた会社が最終的に競争力を獲得できる」という。確かに、一過性の販促での人気は、短命商品を生みだすだけの両刃の剣かもしれない。ソーシャルに向き合って、将来性を先取りする企業が、周りから販促を起こす時代かもしれない。

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