【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「強い大学:第5部過熱する受験生争奪戦④」から
2011/02/22
2011.2.11 日経産業新聞の特集記事「強い大学:第5部過熱する受験生争奪戦④」より
ボディブローのように大学の質に効く丁寧な事前説明と入学前教育
コラムでは、一見非効率に見える日本福祉大学の大学説明会から紹介している。同大学では、通常の広告宣伝を絞り、その経費で、全国8か所で少人数の大学説明会を開いている。効果は、大学に興味をもった高校生が丁寧な説明に納得して12ポイントも出願を増やしている。
また、多様な入試制度で間口を広げたものの、長い目で見れば、本人にとっても、大学のレベル維持にとっても、入学前の教育が重要だという。横浜市大では、TOEFLやTOEIC、英検といった外部資源を使って大学の入試とはことなった視点での評価を行うという。
入学前の教育の重要性は、有力大学でも無縁ではない。早稲田大学では、オンデマンド講座を有料で提供を開始。10年度は対象者の3割が受講している。そこには、入学後の学習意欲の維持と向上、動議づけをきちんと行うことで、大学の質を維持することだという。
全入時代といえども大学は経営面、人材面といった両者から大きなプレッシャーを受けている。
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