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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「三浦俊彦の目:ニューロマーケティング」から

2011.1.27 日経産業新聞の「三浦俊彦の目:ニューロマーケティング」より

消費者の頭の動きでマーケティング:ニューロマーケティングの挑戦

コラムの著者である三浦俊彦氏は、ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)を利用した欧米で研究が盛んなニューロマーケティング(▶ 参考)について語っている。BMIの仕掛けは、特定の刺激に対する脳波の状態をパターンで識別し、刺激とパターンを対応させて、ロボットなど機械を動かすものだ。三浦氏が紹介しているセガトイズの「マインドフレックス」(▶ 参考)などもBMIの応用だ。

BMIで元になっているニューロサイセンスをマーケティングに応用しようというのがニューロマーケティングだ。コラムでは、「コーク」と「ペプシ」を目隠し検査して美味しさの味覚判定とラベルを見せた時味覚判定を比較すると、ラベルを見せたほうが美味しいという結果を得たという。つまり、美味しさはブランド名から影響を受けていることになり、これまでのブランド名の定性的なマーケティングが、定量的なマーケティングに役立つのではないかという理論だ。

すでに、脳が判断する五感と思考を可視化することで、マーケティングに応用するところまで進みつつあるという。深層心理や非言語領域に働きかけること。ちょっと、「ぞっと」するのは私だけだろうか?

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