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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:国際標準が併存、日本勢に商機」から

2011.1.6 日経産業新聞の「眼光紙背:国際標準が併存、日本勢に商機」より

マルチスタンダードの増加に日系企業は追従するがプロモーションに工夫が

コラムは、1990年WTO加盟国には国勢標準規格準拠の義務化が行われ、10年経過後、複数の規格が国際規格になるという事例が増えているという。第三世代携帯電話には5つ、ITSは国ごとと言えるぐらいの規格が併存する。

複数の規格(マルチスタンダード)は、開発途上の技術によるもの、高額な利用料をさけるためのものと、実用化に対しての要望で発生してきている。小職も参加したMPEG(動画像の圧縮国際標準)もMP3で有名な音声圧縮方式でも実両論併記で規格である。国際電気標準化会議(IEC)では今やマルチスタンダードが一般的だ。

マルチスタンダード準拠に得意の企業は日本に多い。DVDメディアも、3つ規格があるが、すべての規格に準拠する日系企業が上位シェアである。専門家は先端的な技術ほどマルチスタンダードは広がるという。問題は、折角の技術もマルチスタンダードに対応できれば良いというだけではなく、採用を働きかけるプロモーション戦略がうまくないところにある。

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