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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「ネットのチカラ第4部プラットフォームを創る(中)」より

2010.12.21 日経産業新聞の「ネットのチカラ第4部プラットフォームを創る(中)」より

電子商取引(EC)はソーシャルネットを使って、他人評価を利用

コラムではアマゾンジャパンで社内『シンデレラ』を紹介。『シンデレラ』は、女性靴の平均的な足を持つ社員である。彼女の商品レビューネットでの消費者が群がる。つまり、自分が靴を履く『代行』で商品を評価し、さらに代行者の評価も行うという。

ECの規模は今や実際の店舗を凌駕する売上規模だ。9月に増床した三越銀座店の1か月の売り上げを楽天とヤフーは、一日で売り上げる。

さらに、所謂ネットカリスマによる口コミが売上にも大きく影響する。すでに、どんな言葉で購買行動に結びつくかは機械によるキーワード探索から今や、ヒトが購買行動をとった足跡、購入者のプロファイル、利用頻度などを綿密に調査した上での検索技術に移行しつつある。

ECは今まではバーチャル、つまりネット内で閉じた世界であったが、楽天は東百貨店でリアルの物産展を開催。結果、ネットでの人気がリアルの集客につながった。マルイは、楽天のネット市場で仮想店舗をあえて開店。リアル店舗でのイベントと連動してECを促進、集客している。

もはや仮想も現実もなく、そこにあるのは信頼する商品情報をヒトの評価で行う時代になった。

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