【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル時評:電子書籍、日本語対応の行方」から
2010/12/22
2010.12.20日経産業新聞の「デジタル時評:電子書籍、日本語対応の行方」より
先行ダッシュの国内標準「XMDF」、国際的には「ePUB」が優勢
コラムでは、多く出版各社が注目する電子書籍のフォーマット。インターネット標準から生まれた海外勢に対して、2000年から電子辞書などで国内で流通しているXMDFフォーマット。日本語独特の禁則処理、ルビに対応していない欧米のePUB。国内では、規格の乱立で、端末も複数の規格に対応しているケースが多い。しかし、機器の購入の範囲は狭くなる。また、コンテンツの国際的な流通にも不利だ。
電子書籍が紙の書籍とどう切り分けるかといった課題も置き去りだ。さらに、統一フォーマットなしでは普及の足かせとなっている。海外では、電子書籍の展開でインターネットを軸に、試行錯誤が多く、そこから生まれるであろう技術やノウハウ、スキルは、何れ国内の出版留まっている日本業界にとって、大きくリードされることになりかねない。
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