【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「データ分析達人めざす3」から
2010/11/18
2010.11.16の日経産業新聞の「データ分析達人めざす3」から
効率的な資料の読み方:概要からドリルダウン
コラムでは、対象とするデータを片っ端から見るのではなく、そのデータを含む全体像の把握から始めることを薦めている。
つまり、経済活動であれば、支出(需要)⇒生産(供給)⇒収入(所得)というフローをつかんで、①個人の生計「家計」②資本と労働によって財やサービスを提供する「企業」③公共財やサービスを提供する「政府」④国外との取引「海外」に対象を分類すれば、3×4の12の構成要素を対象にすればよい。データが、これらのどの分野に影響を与えるかという仮説を立てれば、効率的に読み解ける。
企業の経済指標も①収益性、②効率性、③生産性、④安全性、⑤成長性に整理できる。財務データも5つの要素と対象とするデータの関連を見ていけば効率的というわけだ。
全体感を得るためのヒントとして、「要約」やabstract、結果概要などを先に読み、対象データとの関連を把握すればよいということになる。さらに調査や関連を見るには個々の資料をドリルダウン(深堀り)すればよい。
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