【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力①」より
2010/11/20
2010.11.17の日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力①」から
「自炊」は先ず読んでから
コラムでは、最近流行し始めた、書籍や雑誌などの購入者が自分でスキャンしてデジタル化する行為「自炊」のチップスを紹介している。(⇒著作権法から個人で利用するための行為である点に注意)
「自炊」のメリットとして、
- 保管スペースが極端に小さくなる(スキャーナーと裁断機、HDDの床面積は必要)
- 容量数百バイトのHDDなら本棚数台分のスキャナーデータを読み込める
- データをiPadやノートパソコンにいれて持ち運べる
- クラウドサービスなどを使うと、無線などでどこでも利用できる
- 膨大な情報から、必要な部分を検索できる
があげられるという。
電子書籍なら最初からデータになっており、裁断やスキャンの必要はない。まだまだ、紙の方が読むスピードが速い。
しかし、「自炊」は、読後に 目的の部分を利用するメリットがある。再読の可能性のあるものを小スペースで保管し、どこでも閲覧する方法と割り切ることを薦めている。つまり、「最初は紙で読み、必要な部分をスキャン」が現時点では有効だという。
また、裁断機とスキャナーは思い切って同時に購入する方が、習慣化しやすいという。雑誌や書籍に占領されているスペースが空くだけでも自炊の意味はある。
筆者の高畑正幸氏も本を解体してスキャンして処分するには抵抗があるという人の心情も理解しているという。ここは、増え続ける書籍や雑誌のことを思えば、思い切って処分することを薦める。残すことで読む機会を失うことも問題だからだ。
さて、あなたも「自炊」をしてみるか?
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