【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「ネットのチカラ」③
2010/08/04
ソーシャルアプリを誰もが開発
この記事は、ソーシャルメディアに付随したソーシャルアプリが、現代の金鉱脈であることを示唆している。iPhoneのみならず、openを謳うGoogleのアンドロイドも、ソーシャルメディアとしてYouTubeなどと連動したアプリを検討中だ。
これまで、ゲーム1つにでも、専用の開発装置とソフトウェア環境が必要であった。ところが、インターネット経由でブラウザを通して、ゲームを対戦したり、お互いにチャットや通信を使うことになってから、ゲームそのもの以上に、ゲームを楽しむ人たちの輪を楽しむ風潮に変化してきている。このようなソーシャルアプリは、開発装置は、PCやマックで良く、ソフトウェアの開発環境も無償で提供される。要はアイデア次第で一攫千金を狙えるのである。
また、真にソーシャルアプリは、国の境をなくしている。アップルのアップストアでは、最低2カ国の説明書と利用の対応が必要だ。言い換えれば、開発したアプリを発表しネットワークで配信が可能となれば、もう国際舞台に立っていることになる。
このような急激な技術革新とニーズの拡大に伴っていないのが、開発人財だ。ゲームコンテンの分野でも、折あれば優秀な人財を確保しようと躍起である。そこには、学歴以上に、国際感覚とスキル、さらに柔軟な発想が必要だ。果たして、日本の教育界はこの要望に追従できるのだろうか?
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