【ヒット商品】ネタ出しの会 1. 基礎編 ヒット商品を生みだす6つのルール⑤
2010/04/07
人間は忘れる動物です。同時に覚える動物でもあります。忘れないと覚えることが出来ないとよく聞きますが、発想やアイデア出しも全く同じです。過去に考えたアイデアは忘れないと、新しいアイデアは出しにくいものです。それは、過去のアイデアにとらわれて、新鮮で自由な発想の障害になるからです。
ルール5 良いアイデアには「理由」まで書きとめる!
似通ったアイデアで良いから「質より量」の心得1で、どんどんノートやパソコンにアイデアを貯めましょう。何故、書き留めたいのでしょう?
それは、良いアイデアが出たと思った段階で、ワクワクしているからです。そう、この気持ちの高揚で、アイデアの内容や実施方法を書き消してしまうという不安からです。折角、良いアイデアであるのに、気持ちが高ぶって、中身を忘れてしますと思うからです。
そこで、「これは良い考えだ!」とピンときたら、「良い考えと思える理由」まで書きとめるように習慣をつけてください。実は、アイデアそのものよりも、むしろ、「良いと評価できる理由」の方が発想の原点かもしれないからです。
アイデアノートは時々読み返す!
アイデアノートは、書き込むだけのノートでは、アイデアのネタとしては使えません。書き込む前に、さっと読むことをお勧めします。読むことで、これまでの自分のアイデアの中から使えそうなものを引っぱり出すことができます。ただ、ノートを整理することは避けましょう。というのは、整理することで、発想したときの状況やワクワク感を失ってしまう可能性があるからです。
どこに何が書いてあったかだけは、思いだす手段が必要です。そこで、記入日だけは必ず文頭に書くように心がけましょう。どのページに、いつごろ書いたかを思い出せばよいですから、記入日を頼りに検索できます。
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