MindManagerのマクロに挑戦!<3>
2009/02/14
ハッピーバレンタインデー?
前回までは、このブログにある内容をコピー&ペーストしてマクロを動かしました。今度は、自分でマクロエディタで作成してみましょう。
準備
マクロエディタで日本語のコメントを設定するには、マクロエディタの中でフォント設定をMSゴシックなどに設定する必要があります。詳細な操作は、動画マニュアルをご覧ください。
例1
前回同様、中心トピックを"Hello World! こんにちは!"にするマクロを書きましょう。
操作法
詳細な操作は、下記の動画マニュアルをご覧ください。
日本語コメントの設定と例題1の操作 拡大した動画 |
マクロの保存、読み出し
次に折角できたマクロを保存する方法です。マクロエディタの[ファイル]-[名前を付けて保存]で保存できます。読み出しも[ファイル]-[開く]で読みだせます。詳細な操作は、動画マニュアルをご覧ください。
マクロの保存、読み出し
拡大した動画
例2
さらに、例1を発展させて、中心トピックが"Hello World! こんにちは!"から、少しおいて"こんにちは"になるマクロを作ってみましょう。
検討
一 番分かりやすいのは、2回メッセージを出す間に、処理のからまわし(タイマー)を入れることです。今回は、Sax Basicのマクロの実行の流れを変える、フロー制御を使ってみましょう。While (条件)、(指令)、Wendの構文です。条件が満たされているうちは、(指令)を続けます。満たされなくなると、Wendのあとの指令が実行されるもの です。タイマーとしては、(指令)に 数を加えていくことを書き、数が一定の最大数よりも大きくなると、流れを変えて、While (条件)、(指令)、Wendの構文から抜け出し、2回目のメッセージを出すというのはいかがでしょうか?
操作法
詳細な操作は、下記の動画マニュアルをご覧ください。
例題2の操作 拡大した動画 |
分析
ここで何気なく使った"I"ですが、ここにタイマーの加えていく数値をどんどん設定しています。I=I+1は、Iに1を加えたものを、再度Iに設定しろという指令です。
このようなIを変数といいます。Sax Basicでは、変数は英数を使った数式の場合、自動的に変数になりますが、この方法は、変数か定数かを見分けるために混乱を来しますので、きちんと宣言を行うように心がける必要があります。
宣言は、変数の使われ方、つまりどんな数値を記憶しておくかによって変わります。
変数宣言は
Dim 変数名 As データ型
で行います。データ型とは変数の使われ方で、Sax Basicの場合、変数名の後に%などを付けて宣言とすることができます。
% Integer 整数型
? PortInt ポインタ型
& Long 長整数型
! Single 単精度浮動小数点型
# Double 倍精度浮動小数点型
@ Currency 通貨型
$ String 文字列型
変更例
変更後の内容を示します。詳細は次回に。
Sub Main
'宣言と初期値
Dim I As Integer
I=1
'1回目のメッセージ
ActiveDocument.CentralTopic.Text = "Hello World!こんにちは!"
'タイマー
While I <10000
I=I+1
Wend
'2回目のメッセージ
ActiveDocument.CentralTopic.Text = "ありがとう"
End Sub
▽▽ CM ▽▽
智恵出し、見える化で勝つ!今がチャンス! 可視化思考による経営戦略セミナー! 東京新丸ビル 2009年2月20日参加募集
不況をぶっ飛ばせ!MindManager特別キャンペーン 2009年3月31日まで延長
「まとまらない」が自然に「まとまる」情報整理術~MindManager入門セミナー~ 3月分募集中!
21日間体験できるMindManager Pro 7 体験版
MindManager Pro 7とリアルタイム連携するガントチャートツールJCVGantt Pro 3日本語版
コメント