【ヒット商品】ネタ出しの会 弊社休業のため一時休止のお知らせ
2016/04/25
いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。
さて、執筆者も含め弊社休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。
なお、再開は、5月9日(月)を予定しております。
【休止期間】
2016年4月29日(金)~5月8日(日)
以上
いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。
さて、執筆者も含め弊社休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。
なお、再開は、5月9日(月)を予定しております。
【休止期間】
2016年4月29日(金)~5月8日(日)
以上
新年、明けましておめでとうございます。旧年中は新規事業開発、ベンチャー支援、ソーシャルメディアの研究、そして事業のネタ出しの活動でご愛顧頂き誠にありがとうございました。
今年もこのブログを通じて、アイデア出しのヒントなどがお伝えできれば幸いです。
として2010年6月30日から日経産業新聞、日本経済新聞、ウェブ等の記事を解説し、時には自分のアイデアや意見を取り混ぜて掲載しております。
お蔭をもちまして、12月22日の時点で、
となりました。今後とも、本サイトをご愛顧いただき、お気付きの点がありましたらコメント等頂ければ幸いです。
2015.8.21 日経産業新聞の記事「流行を読む:頼りにする情報源、若者、取捨選択型を好む」から
コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研 メディアイノベーションラボ統括責任者)は、同社の生活者に対する意識調査の結果をもとに、頼りにする情報源の分析を行っている。
○キュレーションメディアの台頭
キュレーションメディアとは、新しい情報サービスで、既存の新聞、雑誌のマスメディアではなく、ネットオリジナル情報や個人のブログなどの硬軟取り混ぜた独自のレイアウトで提供されるサービスであるという。
SNS上でのコメントや自発的に作られるまとめサイトの情報など、様々な選択肢から情報が得られる。
同社の3月の調査で生活者に情報源やメディアで頼りにしているものについて訊ねた。合計71分野のメディアで13のメディア因子を取り出したという。15歳から29歳の若年層は、「ニュース・キュレーションサイト」「SNS・ブログ」のネット系メディアの比重が高く、50代から60代の中高年層は、地上波テレビ報道系、新聞・情報系雑誌を支持しているという。ちょうど中間の30から40代を境に支持する情報源やメディアが鏡を映したように正反対となる傾向があるという。
ここからわかるのは若年層はコンテンツの作成者と配信者が一致する垂直統合型なメディアよりも、様々な情報ソースからニュースを取捨選択すしたプラットフォーム型なメディアを好むという。
これからのコンテンツ消費も同じ傾向がでるかが、奥氏の興味の焦点である。
2015. 2.23 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日銀総裁も言及『ナウキャスト』」から
コラムの著者は、日銀の黒田総裁も触れた、「日経・東大日次物価指数」が、経済の天気予報、物価の今を知らせるナウキャストである意義について語っている。
○元は気象用語
天気予報の解説で気象レーダーによる雨雲の移動の模様を示した画像を現在まで表示するものがナウキャストである。いつしか、経済の分野でも応用されるようになった。
気象データにあたるものが、日経グループが持つ食品・日用品のPOSデータで、東大の渡辺教授の研究室がアルゴリズムを編み出し、すでに日々発表している。まさに新鮮なビッグデータによる経済指標である。
経済の不確実性が増す中で未来を見通す、足元の情報としてナウキャストが注目されるとコラムの著者は示唆している。
2015.2.20 日経産業新聞の記事「流行を読む:『ニュース』若年層の認識」から
コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研 研究主席兼メディアイノベーション研究部長)は、シニアと若年層のニュースの定義や意識の違いについて語り、これが今後の情報サービスの道筋になることについて語っている。
○若年層は「世の中の出来事=ニュース」という定義ではない
調査の質問が「『ニュース』をどこから得るか」と問えば、ミドル・シニア層は、「新聞・テレビ」、若年層は「インターネット」と答える。だが、このニュースの定義が違うことが、「『世の中の出来事』はどこから得るか」と問い直すと結果が、両者とも「新聞・テレビ」となることから分かる。
つまり、若年層は「世の中の出来事=ニュース」と捉えておらず、「ニュース」を「自分の興味や生活に密着した出来事」であると定義しているという調査結果を得たという。
ニュースのソースやコンテンツもSNSなど、友人とのコミュニケーションの一環で得られるものであるとしている。また、世の中の出来事をマスメディアから得ていることから、若年層もジャーナリズムの役割を理解している。ただ、ミドル・シニア層と異なるのは、コンテンツとメディアが一体がしている、あるいは同一視しているが、若年層は、様々な経路で来た情報源をもつことから、発信者や執筆者には興味がない。検索などの習慣から、興味ある記事には目を通すが、そうでないものは読み飛ばすという。
このような視線を知った上で次世代の情報サービスは設計しなければならないと、奥氏は語る。