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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「Smart Times:『ドロップイン事業』広める」から

2023.10.11  日経産業新聞の記事「Smart Times:『ドロップイン事業』広める」から

認知度向上が現時点の課題

コラムの著者 田中 勇一氏(公益資本主義推進協議会 副会長)は、波乱万丈な人生を送り、公益資本主義推進協議会でも事業性が評価されたアーニスト執行役員部長内山大輔さんの事例を紹介している。

○ルームエアコンのフロンとCO2を削減、電気効率も上げる「ドロップイン事業」

田中氏によれば、とにかくやってみることをモットーにキャリアを切り開いていった内山氏は、高校球児であったが挫折し、その時に知り合った人から「世の中のために何ができるか」「周りの人を幸せにするにはどうすれば良いか」を行動規範としてきたという。

内山氏の社会人として最初の仕事は、食品販売の仕事であった。どうやったらお客さまが興味を持ち、買ってくれるのかを、試食出しから模索して販売していった。多くの努力の結果、九州地区で1番の売上高を達成した。その後自らも芸能事務所を立ち上げたが、新型コロナウイルス禍で頓挫。そこで社会環境に左右されず、世の中に役立つ事業を探索していった。その中で中小企業の現場ではどこにいっても電気代の高騰、地方自治体ではCO2の削減の対策に困っていることに気付いた。この両者を解決するドロップイン事業に出会う。これこそ内山氏は人生をかけて取り組む事業だと確信し、知人のアーニストの浜社長に提案、相談した。今では地方自治体や大企業の実績も出始め、事業拡大も見えてきた。この事業が公益資本主義推進協議会でも、何よりも地球環境のためになり、CO2削減、さらに節電につながることから事業性が高いと評価した。現在の課題は「ドロップイン事業」の知名度と内容の認知が低いことであるという。いまは、「ドロップイン事業」の認知度向上を目指している。💬⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:デザインへの生成AI活用、評価選定の自動化も不可欠」から

2023.10.13  日経産業新聞の記事「西川英彦の目:デザインへの生成AI活用、評価選定の自動化も不可欠」から

効率化とデザイナーの創造性に影響を与える

コラムの著者 西川 英彦氏(法政大学経営学部教授)は、生成AIによる業務プロセスの改善とそこから生まれる創造性の拡大について有用なケースとしてパッケージデザイン会社のプラグ(東京・千代田区)を紹介してその効果を示している。

◯将来は外部とのプロセスの改善にも

西川教授によれば、伝統的にこれまでパッケージデザインの選択は3〜4案から1案への絞り込みを、消費者アンケートで決めるか、調査せずに決めるかであるという。前者による場合、選定者の主観が入り込み、良案が排除される可能性もあった。このような課題に対して、プラグはAIを活用して、選択のプロセスを大幅に改善したという。デザイン案をアップロードするだけで、好感度、ヒートマップ、「おいしそう」や「高級感」といった官能要素までも約10秒で表示される。AIが約1万のパッケージ画像に関する約1千万人の学習データを基に評価を予測する。これによって時間とコストの削減につながっている。

評価選定だけでなく、同社は2021年からAIによるデザイン生成のサービスも開始した。複数のデザイン案の画像をアップロードすると、AIがパーツを組み替え、デザイン案を生成する。約1時間で1000案が生まれ、評価予測も出てくる。

さらに同社は、商品デザイン用画像生成AIの試験運用を今年から始めた。利用は次のような流れである。

  • 商品コンセプトなどのテキストを入力
  • 多数のデザイン案をAIが生成
  • このデザイン案を基にデザインの方針を決める
  • デザイナーが案を作成する
  • これをAIが評価して、案を絞り込む

これらを何度か繰り返し、商品パッケージのデザインを作成する。すでに、「お〜いお茶 カテキン緑茶」で利用され、開発期間が大幅に短縮できたという。重要なのは生成AIの有効活用に生成と評価予測をセットにしていることだという。効率化だけでなく、デザイナーの創造性に影響を与えるツールであることがわかる。

今後は、言葉で伝えにくいイメージをこのツールを使って社外のデザイナーと共有し、外部とのプロセス改善にも繋げるという。💻🫙💡🔧🛠️📱🍟🏥📷💻🍺🦠🎓🏢📈🔎⚡️🌍happy01📶👦👧💡🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:なんでもごたれ、18歳の自立にこの1本」から

2023.10.11  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:なんでもごたれ、18歳の自立にこの1本」から

男子厨房に入る時代にフィットしたもの

コラムの著者 岩永 嘉弘氏(日本ネーミング協会会長)は、カナダの海外留学している自分の孫の悩みで料理の味付けと聞き、勉強以前に料理が大問題という。さてその解決には?

○自立自炊が欧州では当然の習慣?!

 岩永氏の孫によれば、「自炊は僕だけじゃないよ、あっちでは18歳になると、みんな家を出て自立するから自炊は当たり前なんだ。男子も女子も料理がたいへん」とのこと。勉強の前に料理が大問題となる。男子も女子も自立生活をすることは、ヨーロッパ諸国、カナダ、米国では当然の習慣だという。料理は誰でも平等に降りかかってくる人生課題の1つになるというわけだ。

日本でも男女平等に料理を担当ということはすでに18歳で家を出る時というわけでもなくなっており、男性の育児休業制度の実現など男女の役割分担は平等化している。すでに「男子厨房に入らず」というセリフが罷り通ったのは遠い過去となっている。男子も料理をするのは当たり前となっている。

ところで、コラムの著者、岩永氏も今日は料理の担当。スーパーマーケットで買い物を済ませ、いろいろ買い揃えたが、一体どんな味付けにすれば良いのか。と孫の悩みと同じである。スマホ片手に検索すると、ハンバーグ?肉じゃが?魚の照り焼き?ほうれん草の胡麻和え?鯖の煮付け?きんぴらごぼう?かぼちゃの煮付け?と考えたが、「どれをどう味付ければいいのか?」と頭を抱えたという。

そんなときの救世主!トキワ(兵庫県香美町)発売の「なんでもごたれ」の登場である。製品説明には「炒め物や照り焼き、煮物から和物まで何でも作れる、万能調味料」とある。まさに「男子厨房に入る時代の」の救世主である。🍽️🍳🐏📚📗🖥👧👦🛌🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01🌳🇯🇵🇨🇦


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:だれでもプレゼン時代、AIに資料作成お任せ」から 

2023.9.13  日経産業新聞の記事「トレンド語り:だれでもプレゼン時代、AIに資料作成お任せ」から

デザイン市場には隠れたニーズがまだまだ

コラムの著者 面川 真喜子氏(マーケットプランナー)が紹介しているのはデザイン素材サイトを運営するACワーク(大阪市)が今年7月から提供している「プレゼン資料AI(β版)」である。キーワードを入力していくと3分程度でプレゼンテーション資料ができるサービスだという。

◯学生から社会人まで幅広く使うプレゼンテーション資料だから

 面川氏によれば、プレゼンテーションは今や学生から社会人まで幅広く行われるが、出来映えはパソコン操作や文書作成、デザインなどのスキルに左右されるという。伝わりやすいプレゼンテーション資料を作成するとなると意外に時間を費やす。

そんな課題を解決するのが、この「プレゼン資料AI(β版)」である。デザイン作成サイト「デザインAC」内で提供しているサービスで、生成AIに使われているLLMを活用している。姉妹サイト「写真AC」や「イラストAC」から商用フリーの写真やイラストを自動的に取り入れ、見栄えよく作成してくれる。作成した資料はもちろん自分で編集することもできる。

同社はユーザのニーズがより高度化・複雑化する中で自社の提供価値を「デザイン素材」から「デザインツール」へ拡大し、生成AIを活用した新サービスを提供したことになる。

デザインについては「何か目的を持って作られたものを他者が理解できるものとして表現すること」と同社では定義し、非デザイナーにも重要な表現であると考えている。見やすいプレゼンテーション資料が手軽に作成できるようになれば、今までにないアイデアが認められイノベーションにつながるかもしれない。このようにデザイン市場は、まだまだ隠れた需要があると思われ、拡大余地があると面川氏は考えている。🖱️💻📳🍂🥻👔💡🚕🥬🥕🍞🐱📶📺🦠😷🍲🍵🏢📶🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「Smart Times:本質を追い求めた起業家」から

2023.9.8  日経産業新聞の記事「Smart Times:本質を追い求めた起業家」から

自ら新しいマーケットを創造しお客様に喜んでもらうことが仕事の本質

コラムの著者 吉井 信隆氏(インターウォーズ社長)が紹介するアビクス元社長、熊﨑友久氏がこう答えたという。熊﨑氏はデジタルサイネージ(電子看板)の本質が「メディア」であることをいち早く気づき、デジタルプロモーション事業を生み出した。

○デジタルサイネージを「地域のメディア」へ

吉井氏によれば熊﨑氏は創業当初からハードウェアとコンテンツを融合させたデジタルプロモーション事業に挑戦し、デジタルサイネージを地域のメディアとして定着させた。日本では地下鉄銀座線の駅間で映像をLEDの明滅で流したのが、熊﨑氏のスタートアップ、アビックスであった。さらに渋谷スクランブル交差点前のQ-FRONTに大きな大型ポールビジョンを設置、さらにニュースや地域の特性に合ったコンテンツを放映して文化的価値を上げた。この独自のデジタルサイネージが奏功し2005年同社はJASDAQに上場を果たした。

上場時の熊﨑氏の仕事に対する発言があったという:

「仕事とは与えられたことだけではなく、自ら新しいマーケットを創造することであり、お客様に喜んでもらい笑顔にすることだ。最終的には『人や社会の課題解決』をすることが、働くことの本質だ。クリエイティブな仕事は、積極的に楽しみならが自ら創り出さねば生まれない」

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