【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:メディア接触、受け手の気持ちを考える」から
2019/09/08
2019.8.28 日経産業新聞の記事「トレンド語り:メディア接触、受け手の気持ちを考える」から
「自ら学び、主体的により良い時間を過ごしたい」という願望
コラムの著者 山本 直人氏(コンサルタント・青山学院大学兼任講師)が、視聴率や閲覧数といったメディアとの接触の指標だけでなく、接触の質について考察することも今後企業が良好な絆を築きたいとき重要だと指摘している。
◯「メディア満足」を求める視聴者の姿
山本氏が言うのは、メディアとの接触の質の研究はまだ多くないという。博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所での発表資料から、視聴者の実態が見えてきているという。現代社会の溢れる情報の中で、スマホなどの情報機器を駆使して、「外すリスク」を減らしたい、プッシュ通知に惑わされず、自ら主導権を握ろうと有料コンテンツにも積極的といった姿が見える。
こうした調査をもとにして、「メディア満足」を求める人々の実態を明らかにしており「保険」「没入」「主導権」というキーワードを分析している。つまり、受け手の人たちは「自ら学び、主体的により良い時間を過ごしたい」という願望を強めているという。単に量的指標だけを追いかけている送り手側もまだまだ多い。しかし、メディアに触れる「時間の質を向上させたい」という人々の願望を考慮した企業だけが、真に良好な絆を築いていけるのではないか。📺📲🏢💡⚡️💻🌏📂🍫📰