【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「FINANCIAL TIMES:マスク氏、米同盟国を『口撃』」から
2025/01/15
2025.1.13 日本経済新聞の記事「FINANCIAL TIMES:マスク氏、米同盟国を『口撃』」から
歴史上にない米大統領と世界有数の大富豪の「共同大統領」的な言動
コラムの著者 エドワード・ルース氏(FINANCIAL TIMES USナショナル・エディター)は、米起業家イーロン・マスク氏がトランプ次期米大統領の事実上の「共同大統領」のような振る舞いに注目している。米国の「悪徳資本家」と呼ばれた富豪のロックフェラー家やカーネギー家も当時の大統領と対等に振る舞ったわけではなかった。マスク氏は、ドナルド・トランプ氏と同様にプーチン大統領率いるロシアを称賛し、欧州を軽視している。今回の政権ではどうなっていくのか。
○ドイツ、英国、そしてフランスの政府が抱える新たな課題に
ルース氏によれば、共同大統領のマスク氏の任務に民主主義を掲げる同盟国の政権を交代させることも含まれているようだという。
- ドイツ:2月に総選挙。マスク氏はドイツを救えるのは極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」だけだと発言。
- 英国:英労働党のスターマー政権打倒を呼びかけ。突如として英国の児童福祉にこだわり始める。同政権で女性や少女に対する暴力問題を担当するジェス・フィリップス政務次官に対して「レイプ・ジェノサイド(集団殺害)の擁護者」のレッテルを貼っている。
だが、マスク氏はロシアや中国については沈黙を守っている。
- ロシア:推定2万人のウクライナ人の子ども達が自宅から連れ去られ、強制的にロシア人家庭の養子にされることについては沈黙。
- 中国:EV大手のテスラは同国での事業規模が大きいため、リスクを避け沈黙。
マスク氏は、ドナルド・トランプ氏と同様にプーチン大統領率いるロシアを称賛し、欧州を軽視している。欧州の自由民主主義に対して抱く嫌悪感はルース氏によれば本物に写っている。またロシアが利する条件であってもウクライナ戦争は終わらせたいというトランプ氏の焦りと同様にマスク氏も協調している。今回は楽観的な見方はできないとルース氏も予想している。📺💬👦👧📈💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇺🇸🇩🇪🇬🇧🇫🇷🇺🇦🇷🇺🇨🇳
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