【ヒット商品のネタ出しの会】日本経済新聞の記事「春秋:『大酒飲み型』台風と気象予報」から
2024/09/07
2024.9.3 日本経済新聞の記事「春秋:『大酒飲み型』台風と気象予報」から
想定に反する動きに気象技術者を迷走させた台風10号
コラムの著者が紹介しているのは、半世紀前に科学誌に寄せたエッセーで迷走する台風を擁護したお天気博士の倉嶋厚氏である。曰く、目の前の物理的条件に沿って台風は動いているだけであると。台風に言わせれば、標準的な動きばかり頭にある気象技術者の方が「迷走」しているのではないかと、冗談めいたエッセーを掲載しているという。
○気象庁や米軍など気象機関ごとに台風10号の予測に差異
コラムの著者によれば、エッセーは半ば冗談かもしれないが、予報に携わる人々にはやはり厄介なウロウロ台風であったようだ。倉嶋氏によれば米海軍の気象学の教科書でも迷走台風は評判が悪かったという。「大酒飲み型」などと名前をつけて分類され、基本コースから外れた個性派として嫌われものだったそうだ。
今回各地に被害をもたらした台風10号も、予報官の手を煩わせたようである。本州の真ん中あたりに直行すると思いきや、西に曲がって九州へ。その後も動きは千鳥足で、速度も遅い。進路の予想は難しい。被害も広範囲に広がった。
今回、気象庁や米軍など気象機関ごとに台風10号の予測に差異があったという。これからの季節、直撃の台風が多い季節になる。くれぐれも予想の迷走だけは避けたい。🌥️☔️☀️🌊🌪️🌀🏃♀️🏠🚲🍼👶📕✈️👝🚗✒️📕🧑⚖️👩👨💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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