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2024.8.22 日本経済新聞の記事「あすへの話題:翻訳者を大切にする場所」から

出版界でも黒子である翻訳者をリスペクトする施設

コラムの著者 松永 美穂氏(ドイツ文学者)は、昨年は数日間、ドイツ西部でオランダとの国境に近い小さな町シュトラーレンに滞在していたという。ここには翻訳者のための滞在施設、「ヨーロッパ翻訳者コレギウム」があり、滞在だけでなく、セミナーやイベントを開催して翻訳者の育成にも努めているという。日本国内にもこうしたレジデンス制度があればと松永氏は期待している。

○50年前から在り文芸翻訳者の仕事の重要性を認め、支援する「ヨーロッパ翻訳者コレギウム」

松永氏によれば、同施設は約30室のゲストルームがあり、ドイツにあるだけでドイツ人やドイツ語圏だけでなく、どんな国のどんな言語の翻訳者でも条件を満たせば滞在を申し込めるという。中には韓国人でロシア文学を韓国語に翻訳している人や、オランダ人でフランスの現代思想をオランダ語に訳している人も滞在していたという。

この施設は50年以上の歴史があり、文芸翻訳者の仕事の重要性を認めて、さまざまな支援をしている。松永氏もしばしば長期滞在をしたり、奨学金をもらったこともあるという。各人が部屋を与えられ、自分のペースで仕事をする。翻訳が完成し出版されたら、謝辞とともに1冊、この施設の図書館に献呈するのだという。多くの利用した翻訳者が、この施設が「ここにくると、自分の仕事がリスペクトされているという気持ちになる」という。

松永氏は、このようなレジデンス制度が日本にも普及して欲しいと切望している。💬📗📕👦👧📈💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇰🇷🇳🇱🇩🇪🇯🇵

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