【ヒット商品のネタ出しの会】日本経済新聞の記事「春秋:『商家秘録』と東京市場」から
2024/08/12
2024.8.8 日本経済新聞の記事「春秋:『商家秘録』と東京市場」から
騰落は「人力の及ぶところにあらず天地自然の道理なり」と説く
コラムの著者が触れるのは約250年前、江戸中期の米取引の指南書、「商家秘録」である。今も相場の教訓を数多く伝えているという。この騰落についても今も通じるところがあるという。
○株価急落とその後の乱高下には人力の及ぶ部分があるのかも
コラムの著者によれば、商家秘録には「まずは損銀の積もりをすべし」とあり、損切りの腹づもりを決めておくことが大切であると説いているという。引き際を見誤ると、さらに損を広げかねないとも説いている。
曰く、本業を蔑ろにして取引にはまってはならぬ、急がず時に待つことも必要だなど。教えの範囲は広いという。当時の価値で考えると巨額なお金が動く市場である。関わる人智や心理は今昔通じるものがある。また同時に、そうそう理想通りに物事は運ばないという難しさも示している。
このところの株式市場の乱高下には驚きがある。最近の新NISAなどで投資デビューしたばかりの人には損切りどころか、ただ呆気に取られていた状況であろう。江戸時代とは違い、騰落に投機筋やコンピュータによる高速取引など人力が及ぶところもあるのかもしれない。商家秘録は取引を航海に見立て、油断などを戒めた。日本政府も日本銀行も投資家も、このところは舵取りに気の抜けない状況となっている。🏃♀️🏠🚲🍼👶📕✈️👝🚗✒️📕🧑⚖️👩👨💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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