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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:SNSの闇がドラマやアニメに」から

2023.6.28 日経産業新聞の記事「眼光紙背:SNSの闇がドラマやアニメに」から

ドラマやアニメの制作側がSNSを小道具から主軸に

コラムの著者は、これまでドラマやアニメでSNSが取り扱われる場合、「今時の若者」らしい演出をするかっこいい小道具として扱ってきたが、この春に放映された連続ドラマやアニメではSNSの闇についても示し主軸においている。

○ネットの世論などどうにでも操作できるというシニカルな視点も見せる

コラムの著者によれば、SNSでの投稿が特定の人たちを追い詰める「ネットリンチ」現象を正面から描いたドラマやアニメが相次いでこの春放映され、注目を集めているという。

  • 「ペンディングトレイン -8時23分、明日 君と」(TBS系4〜6月放映):通勤・通学列車の一部が乗客ごと荒廃した未来にタイムスリップするというSF。描写で注目されるのが、苦労の挙句に乗客が現代に戻った後だという。そこでは個人情報がネットで晒され、YOuTuberらしき軽薄な人が付き纏い、仕事の妨害をするという。現代に戻ったのも束の間、絶望を深め、未来から帰還する際にネットに頼らず助け合った皆の行動とは対照的だという。
  • 「【推しの子】」(この春から放映):芸能界が舞台で、物語の中で恋愛リアリティーショー番組にアイドルや役者が参加するエピソードが登場。女性参加者の1人が番組制作者の助言で「悪目立ち」してネットから誹謗中傷を浴び、自殺寸前まで追い詰められるという。そんな中参加者たちは独自の動画投稿で彼女のイメージを逆転させていくというもの。この間の友情を描くのがこのアニメのストーリー展開であるが、ネットの世論は不安定で、操作もできるというシニカルな視点がそこにある。

これまでのSNSの小道具的な利用法から真正面にその闇の面を示す点が、この春からの大きな変化であるという。📱📈📉🔍✏️📖💡💡👦👧🧑‍🦯👩‍🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡happy01🌏💡🔎🇯🇵

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