【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:『地味な仕事』の評価」から
2022/12/03
2022.11.30 日経産業新聞の記事「SmartTimes:『地味な仕事』の評価」から
本質や潜在化している仕事の内容は実は難しい
コラムの著者 野口 功一氏(PwCコンサルティング パートナー)は、企業内の仕事について再考し、その評価について考察している。
○目やすい仕事と見えにくい仕事の両輪で企業は価値提供ができる
野口氏によれば、多くの人は自分1人だけでなく他人と関わる仕事をしているという。個人で仕事をしている人も、お金を稼ぐ相手がいることで周囲と協力しながら仕事を進めている。
仕事を通じて、他人からの評価が気になる。コストや売り上げなど定量的なものがやり取りされることに関わる仕事は、その数値に見合っているかを見れば良いわけで評価の判断はしやすい。社内でも売り上げなど見える指標を使うことも多いだろう。
一方、見えるもの以外でも評価をきちんと行おうという取り込みも重要である。仕事の良し悪しを見えることだけで判断していては、人の目につかない仕事の評価を怠ることにもなる。例えば、トラブルが発生したプロジェクトの火消し役はわかりやすい評価がされる。つまり、その行動が「目立つ」からである。しかし、常にトラブルが発生しないように制御を怠らず管理する仕事は、人からは目立ちにくいしわかりにくい。だからといって評価されないのは危険である。このようなトラブル防止の仕事にはノウハウや高度な経験やスキルが必要とされ、実に難しい仕事とも言えるからである。
目に見えるものを現象とか顕在化といえば、目に見えにくい本質や潜在化を扱うことも非常に重要である。野口氏は、実際に企業の運営や成長には裏で目に見えないところの役割や貢献があることを忘れてはならないという。バックオフィスやサポート機能と呼ばれることもあろうが、会社経営の中心になければ、目立った仕事もできないのは事実である。このように見えやすい仕事と見えにくい仕事が両輪で回ることで、企業は顧客に価値提供できる。そしてお互いにリスペクトしながら共通の目的をもって仕事を進めていこう。⚽️🏢🏥👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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