【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:100年で激変したウイルスとの闘い」から
2022/07/25
2022.7.20 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:100年で激変したウイルスとの闘い」から
ウイルスも生き残るためには感染力を上げ重症化率を下げる変異をする
コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、新型コロナウイルスと約100年前の第1次世界大戦の最中、世界的感染が広がったスペイン風邪を比較して収束について考察している。
◯第1次世界大戦でパンデミックとなったスペイン風邪
山﨑教授によれば、ウイルスの特徴として宿主を殺さない程度に感染し、感染によってウイルスを増やす過程で変異を起こすという。あまりにも重症化率が高いと宿主をなくすことで自分達は生き残れないことになるため、変異で感染力を上げ、重症化率を下げるという。
約100年前の第1次世界大戦の最中、世界的感染が広がったスペイン風邪は、のちにインフルエンザウイルスの変種と判明したが、光学式顕微鏡の限界でそのウイルスを観察することをできなかった。しかし、今回の新型コロナウイルスでは、遺伝子の塩基配列や変異まで把握されている。また、スペイン風邪が世界に広がるのに2年かかったが、コロナの場合は、2ヶ月で拡散した。その要因は、移動手段の航空機の目覚ましい発達が背景にある。
このウイルスに対して人類は情報通信手段を急速に発達させ、感染対策までも共有されるに至った。確かにコロナウイルスは今後も変異を続けるが、変異で感染力を上げ、重症化率を下げていくだろう。その間にワクチンを人類は開発し、免疫力を強化して、やがてウイルスも感染力を低下させることになる。すなわち国民の集団免疫ができることになる。
新型コロナウイルスもやがで集団免疫で闘いの勝負が決まることになる。ワクチンの開発と接種は、集団免疫を形成させることになろう。😷🌍🤖💻🧠🍞🎓✏️🏙🌾🍓😅🏃♀️🏠😷🦠❄️🍅📖🔎⚡🌍
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