【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:優秀な社員の扱い方」から
2022/05/01
2022.4.28 日経産業新聞の記事「SmartTimes:優秀な社員の扱い方」から
超優秀な社員ほど転落しやすい
コラムの著者柴田 励司氏(インディゴブルー会長)は、自らの経験も含めて超優秀な社員ほど上司がしっかりと方向性を与え、日々のコミュニケーションでの承認の機会を設けないと逸脱し転落するという。
○ 正常な方向性を与え、承認をする機会で社員を救う
柴田氏が上司の如何によってその超優秀な部下が道を踏み外すかどうかが決まるという。
優秀であるが故に、役職以上の役割と成果を出し、上司にとってはありがたく、覚えめでたい存在である。しかも向上心も高く、自己投資も怠らない。まさに将来が嘱望される人物だが、やがて気になる言動が目立ってくるという。まず、上司に対する愚痴、批判がこぼれ出てくる。経費などのお金の使い方も社内ルールを逸脱するような行為をとってくる。経理部門からそれを指摘されると猛然と反論してくる。ときには仕事を人質するような言動も現れる。上司も仕事ができる若者の機嫌をとってしまう。さらに直属の上司がオーナー社長であれば天下無敵と錯覚してしまう。これを放置するするといつかその若者は転落していくことになる。
確かに転落はその若者自身の責任とも言えるが、転落させてしまった環境にも大いに問題がある。この超優秀な社員のエネルギーを正しい方向に向けさせる仕掛けと承認が重要だという。
仕掛けとしてどんどん大きな課題を与えること。ただし、自分を超える者はいないという錯覚を起こさせてはならないという。要は「井の中の蛙」を脱却する必要があり、社外への武者修行などもその仕掛けの1つであろう。承認は、コミュニケーションの機会を多く設け、若者の言うことを傾聴することである。その言動で余力や課題が見えてくる。多くの良き先輩や上司はよく話を聴いてくれたことを思い出そう。👨👩📈🏠🙏🕯📖💼💴🩺👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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