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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:日本は水素エンジンで世界をリードせよ」から

2021..7.7    日経産業新聞の記事「TechnoSalon:日本は水素エンジンで世界をリードせよ」から

日本の内燃エンジンの実績でゼロカーボン技術のリードを期待

 コラムの著者 内田裕久氏(東海大学特別栄誉教授)によると、日本はドイツ、米国についでこれまでに水素エンジンの開発に大きく貢献しているという。

◯脱炭素で出遅れた日本の挽回のチャンス

 内田教授によれば、日本と欧米のの水素エンジン関係の動きは以下のように進んできたという。

  • 1970年代:東海大学、武蔵工業大学(現東京都市大学)が水素エンジンの駆動に成功。その後液体水素を使ったエンジンでラリー車やトラック、バスを開発。
  • 1970年代:ダイムラーベンツは水素自動車をシュツットガルト市内で走行させた。温度特性の異なる2つの合金タンクを切り替えて駆動させるものであった。
  • 1990年代:BMWが液体水素を搭載した水素自動車を開発、翌年デモを行った。水素とガソリンをスイッチ1つで切り替えるもので燃焼エンジンであったという。ただし、マイナス253℃以下の維持装置が難しく断念。
  • 1990年代:ダイムラーベンツは水素を活用する燃料電池を搭載し電気モーターで走行する自動車に方針を転換した。BMWは内燃機関にこだわった。
  • 2000年代:マツダが圧縮水素ガス容器搭載の水素ロータリーエンジン車を実用化した。
  • その後、世界の自動車メーカーは燃料電池を搭載する電動車が主流となってきた。
  • 2021年5月:24時間耐久レース(富士スピードウェイ)でトヨタ水素を燃焼させて動く「水素エンジン」を搭載した車両で参戦し完走。

高度な内燃機関の技術を持つ日本が水素エンジンの実用化と世界でのリードは可能だと、内田教授は語っている。📸🖨🧅🚜💻✏️🏙🌾🍓😅🏃‍♀️🏠😷🦠❄️🍅📖🔎⚡🌍happy01🗻🇯🇵🇩🇪🇺🇸

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