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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ロボットは怖いか」から

2021.7.21   日経産業新聞の記事「眼光紙背:ロボットは怖いか」から

ロボットや言葉の背景にある人間が問題

コラムの著者は、2025年の国際博覧会(大阪・関西万国博覧会)のテーマ事業プロヂューサーの石黒浩氏(大阪大学栄誉教授)に聞いたロボットに対する質問と作家の村上龍氏の語った言葉に対する共通概念について触れている。

○ロボットのプログラミングも言葉の利用も人間の為せる業

 コラムの著者によれば、石黒教授に「将来、高度化したロボットに支配されるのではないか」という懸念について質問すると、「ロボットのプログラムを書くのは人間。『人間が怖い』というのら納得するが、ねぜロボットのせいにするのか」と語ったという。

石黒教授の話を聞いて、コラムの著者は、小説家の村上龍氏のインタビューを思い起こしたという。「日本語がおかしくなっているのではないか」という問いに、村上氏は「言葉がリアリティーを失うのは、それを利用する人間のせいだ。例えば『誠実』という言葉は、それを使う人間の行動によって価値や力が上がったり、下がったりする。言葉は記号であり、それ自体が勝手に腐敗したり、駄目になったりするわけではない」と語ったという。

両氏が共通するのは、ロボっという道具や言葉という記号に対する感情である。つまり、ともに主体は人間にあることで、問題の原因がロボットや言葉にあるといった時、人間は無意識に自分自身から目をそむけているのではないか。🤖📖🖋🔑🚕🚗🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵

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