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2021.4.16  日経産業新聞の記事「SmartTimes:つながり創出で課題解決」から

介護業界で革新的な事業を展開できる背景は

 コラムの田中 勇一氏(公益資本主義推進協議会 副会長)は、介護業界で革新的な事業を展開するGLOBAL FLAT(大阪府八尾市)に注目し、企業は全てのステークホルダーを幸せにし、社会の公器であることを理解して創業した背景について語っている。

○今の課題は多様な業務に対応できる人材の育成

 田中氏によれば、GLOBAL FLATは高齢者と他の世代のつながりを作るために、子供向け塾やコワーキングスペース、さらにはカフェ&スナックなどを併設するサービスを企画運営しているという。異なる事業を併設することでサービスの多様化を生み出し、さらに、介護人材が他の業種での業務経験も積めるため、多様な働き方や環境を生み出すという優れたビジネスモデルを持っている。

同社の社長である佐藤岳登氏が創業したのは2009年:

  • 2009年:大阪・上本町で鍼灸整骨院を個人事業者として起業。
  • 2011年:東日本大地震の被災地にボランティアでマッサージを行い、その惨劇をみて平和の尊さを感じ、世界平和を実現するため、GLOBAL FLATを設立。
  • 2015年:高齢者デイサービスの事業の譲渡を受ける。鍼灸整骨院を廃業し、介護事業者として第二創業。
  • 2017年:人間関係の希薄化などで孤独死や引きこもりなどの社会問題が顕在化したことから、事業を通じて高齢者と他の世代のつながりを作ることが課題解決になると、デイサービスを併設した子供向け学習塾「学研くつろぎの里教室」を開設。これで高齢者と子どもたちがつながる場を提供。
  • 2020年:シェアハウスを改装して1階に本社機能を備えたカフェ&スナックを併設したデーサービス。2階を老人ホームとした。さらに八尾市に美容に特化したデイサービスを併設するコワーキングスペース「Bee..」を開設。高齢でも綺麗でいたいという人たちの支持を得ている。ここには起業家を目指す若者や経営者、高齢者のつながりがあるという。

現在の課題は、多様な業種に対応できるスタッフの育成で、オペレーションの効率化やマニュアル化を進め、スタッフ全員に理念研修や経営計画作成研修を受けさせるといった様々な工夫のある人材育成を行なっているという。コロナ禍であってもこの変化を逆手にとった多角化は、かえって業績を回復させているという。👩‍🦯💼🚗🍽💹🕛🛒📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵

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