【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:ヤッホーの『超宴』、オンラインの壁に挑む」から
2021/05/09
2021.4.30 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:ヤッホーの『超宴』、オンラインの壁に挑む」から
リアル版のコピーではなく、オンラインの特性や課題を理解
コラムの著者 西川 英彦氏(法政大学経営学部教授)は、前回ののバーチャルオッフィスから企業のオンラインイベントについて語っている。
◯リアルならでは、オンラインならではの特徴を利用
大きなオンラインイベントの参加感はリアルのそれとどう違うのか。西川教授によれば、ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)のファンイベント「よなよなエールの超宴(ちょううたげ)」を事例にリアルイベントとの差異について示している。
- リアルイベント
- 2015年から北軽井沢のキャンプ場で1泊2日の開催に500人が参加。
- 2018年秋、東京お台場に約5000人が参加
- 2019年春、北軽井沢のキャンプ場で約1000人参加
- ほぼ全ての企画でスタッフと顧客が直接コミュニケーションができ、これを同社では「密着プレー」と呼ぶ。
- オンラインイベント
- 2020年、新型コロナウイルスの感染防止で「おうち超宴」をオンラインで開催。この時点ではYouTubeを利用。延べ約10000人が参加。満足度はリアルに比べては低い、参加感や双方向性がないことが課題に。
- 同年12月:Zoomを利用。双方向性が実現し、密着プレーも可能となった。満足度の向上はないが、視聴時間が平均18分から平均118分へと大幅に伸びた。新たな企画が参加感を向上させた。また、全国からの参加があり、約1500組が参加。
このように、新常態になっても、リアルとネットではイベントの特徴を生かすべきであろう。🌛💺📷💻🍺🦠🎓🏢📈🔎⚡️🌍📶👦👧💡🇯🇵
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