【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:コロナが問う変化への適応力」から
2021/05/27
2021.5.18 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:コロナが問う変化への適応力」から
新常態に慣れ、新たな人生観で生まれ変わった
コラムの著者 伊佐山 元氏(WiL共同創業者兼CEO)は、コロナ禍で変わった日常生活の過ごし方、考え方の変化を拒むよりも成長のチャンスだと思い、起業家にとってはイノベーションのチャンスだという。
○変化に伴うストレスを成長の機会と捉える
伊佐山氏によると、シリコンバレーのあるサンフランシスコのベイエリアではワクチンの接種率が50%を超え、街並みや経済活動は急激に正常化の向かっているという。ただコロナ禍でアメリカ人の生活スタイルも大きく変わったという。もうコロナ前の世界に戻ることはないと断言でき、人々の価値観も大きく変わった。
シリコンバレーの企業でも労働環境についてコロナ禍後の新常態での対応に苦慮している。Googleは9月から部分的なオフィス勤務を要請したところ、社員の猛反対にあい、退職届を出すエンジニアまで現れ大騒ぎとなったという。結局会社側も要請を撤回し、職場やロケーションを選べるよう調整しているという。
新型コロナウイルスの感染拡大の当初は、シリコンバレーの誰もが早く元通りの生活に戻りたいと願っていたが、実際は、人々は新しいライフスタイルと社会の制約に適応し、新しい人生観で生まれ変わったことであるという。
環境変化に応じて社会を変えることにコミットすれば、多くのイノベーションが生まれる。デジタル空間の職場はより一層進化して、便利なコミュニケーションツールや業務用ソフトウェアが普及することになる。公共の場の衛生管理も急速に改善され、オフィスや自宅にも空気清浄機やUV殺菌機が常設され、エレベーターのボタン、ドアノブ、タッチパネルなどハプティクスという接触技術で非接触で動作させようとしている。
変化を拒むのか、受け入れるのか。人と社会がどう対応するのかによって未来像は大きく変わっていく。変化に伴うストレスは、成長の機会だと考えれば、多くのイノベーションや起業家にとってはチャンスに変わる。💡💺🛠🚗🚘💰💴📖✈️😷💻⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🦠🇯🇵🇺🇸
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