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2021..2.16   日経産業新聞の記事「TechnoSalon:役に立たない知識を役立てる」から

基礎研究の意味づけ

 コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、東京大学出版が刊行した「役に立たない」科学が役に立つ」(ベルト・ダイクラーフ米プリンストン高等研究所現所長・エイブラハム・フレクスナー同研究所初代所長共著)を軸に基礎研究の意味づけに対して解説している。

◯研究や技術を無尽蔵に生み出す基礎研究

 山﨑教授は、選択と集中の名の下に研究費の配分で役に立つ研究が優先的に選択され、すぐに役に立たない基礎研究が後回しにされる状況に危機感を抱いた両著者が示した基礎研究の意味づけについて解説している。

プリンストン高等研究所は独創的な研究を行う研究者や新しい分野を切り開く研究を集め、雑用や研究費の獲得から解放し思う存分好きな研究に打ち込めることを目指した研究者のユートピアであるという。ノーベル賞受賞者も多く所員でアインシュタイン、湯川英樹やフォンノイマンもいた。フレクスナー初代所長が目指したのは、

  • 基礎研究の成果としての知識は使えば使うほど増える
  • 予想外の形で新しい技術やツールを生み出す
  • 好奇心で駆動される基礎研究は優秀な研究者を惹きつける
  • 基礎研究の果実は人類共通の資産として公開され、個人や組織によって独占されない

というものであった。さらに所員であったアインシュタインは、役立つとは思えない知識がなぜ役に立つのかについて、次のように語ったという:

「想像力は知識より重要である。知識は今私たちが理解していることに限られるが、束縛のない想像力は世界の全てを包括し、これから理解することまでを含むからだ。」

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