【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:文化遺産としての分析技術」から
2020/11/14
2020.11.10 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:文化遺産としての分析技術」から
次の文化遺産はソフトウェアか
2012年から5年間、日本分析機器工業会と日本科学機器協会で共同で国民生活・経済・文化に大きな貢献をした機器技術を文化遺産として認定したという。コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、この認定の選考委員としてその動向について述べている。
◯大正期からデジタル化以前の計測・分析機器が対象
山﨑教授によれば、2012年から5年間に77の機器が認定されたという。最近、その認定機器も解説書が電子化され公開された。山﨑教授は選考委員として先人の努力に感動したという。
選定委員会は大正時代第一次世界大戦の影響で手に入れにくかった外国品に変わり国産化が進んだという。そこから技術の進歩、社会課題、災害などの影響を受けて様々な機器が登場している:
- 東京理化学器のカタログ
- 携帯型分光計:炭鉱でのメタンガス爆発事故の防止
- 光学顕微鏡、電子顕微鏡
- 自動平衡型記録計:写真の代替で計測結果の表示と記録が自動化
- 第二次世界大戦後には半導体電子技術の活用で、機器の小型化、高感度化、安定度、操作性改善、自動化が進む。
- 鉄鋼業での蛍光X線分析装置、石油産業でのガスクロマトグラフィー
- 自動車の排気成分計測の赤外線分析計、水質分析計:1970年代の公害問題
- 操作の自動化、機器の構造や動作が見えないブラックボックス化:マイクロプロセッサーの導入、ソフトウェアによる技術が操作の熟練を不要とした
- バイオテクノロジーが分析対象に
という動きとなっている。今後は、目に見えないソフトウェアか分析の主役の座につきそうだと山﨑教授は示唆している。🔍🚗🔬⚡️💺💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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