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2020.4.16   日経産業新聞の記事「眼光紙背:フッ素化学でCO2分解の夢」から

二酸化炭素の回収・分解・再利用可能な技術

 コラムの著者は、ダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンターと同志社大学理工学部の後藤琢也教授による共同研究が目指す二酸化炭素の回収、分解、再利用について触れている。

◯燃えないリチウムイオン電池も夢でない

 コラムの著者によれば、今回の共同研究で核になるのは後藤教授の手掛ける溶融塩による分解技術であるという。溶融塩中で二酸化炭素を電気分解すると、陰極に炭素が析出し、陽極に酸素が発生する。

興味深いことに10年前に後藤教授が研究を始めた頃は、析出する炭素の方が注目されたという。カーボンナノチューブや球状炭素など有用物が得られ、反応速度をあげればダイヤモンドもできるものだった。ところが、3年ほど前に宇宙航空研究開発機構(JAXA)からコンタクトがあって、違う価値を見出したという。つまり、宇宙船で宇宙飛行士が呼吸で出す二酸化炭素を回収、分解し、酸素を回収するシステムができる可能性が出てきたからである。また、温暖化ガスである二酸化炭素の排出抑制を急ぐ企業によっても、二酸化炭素の分解は非常に魅力がある。

課題は、溶融塩の融解点が、400〜500℃と実用化には高い点をどう克服するかにある。そこで共同研究先のダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンターでは、溶融塩にフッ素化合物を添加して融解点を下げる試みが行われているという。もし、融解点が低い溶融塩を電解液に使えば、燃えないリチウムイオン電池ができるという。まさに期待の技術である。✈︎🚗📉📈💊😷🏢💴📊😷🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌎🇯🇵

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