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2020.3.23   日経産業新聞の記事「眼光紙背:高校のキャリア教育に協力を」から

高校生に選択の機会を広げ、就職へのスキルアップを

 コラムの著者は、高校生の就職慣行に改善を求める報告が、文部科学省と厚生労働省で行われ、経済界にも協力を促している。

◯文部科学省と厚生労働省が報告

 問題の慣行は、一定期間、一人の高校生が、原則として一つの企業にしか応募できない「一人一社制度」である。これを都道府県ごとに再考するように促している。

高校生の就職は、一般にハローワーク経由で学校に来た求人から1社選び、学校推薦の形で9月初めに応募する。選考で漏れた生徒は10から11月以降に複数の企業への応募ができるというもの。

生徒の選択肢を広げるため報告書は、最初から複数の企業への応募を認めることとし、都道府県に判断を求めている。現状でも実際は民間の職業紹介会社を利用して就活は可能ではあるが、高校生はもとより関係者にも認知されているとは言えないという。さらなる周知を広めるようにしたいともしている。また、高校生自ら主体的な就活ができるかは難しいのが現状で、企業の事業内容、特色や、そこで働く上でのスキルなどが見極められる、キャリア教育も必要であろう。企業側もインターンシップや職業観を伝える努力も必要である。😷📶🥛🎓🏢💴📊🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🌍🇯🇵🌎

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