【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:イノベーションによる貧困削減の実践」から
2019/12/27
2019.12.25 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:イノベーションによる貧困削減の実践」から
NPO法人、コペルニクの社会課題への挑戦
コラムの著者 近藤 正幸氏(事業創造大学院大学教授)は、同NPO法人の共同創設者、中村俊浩氏の講演からその取り組みについて語っている。
◯ラストマイル(支援の届くにくい地域)に着目した社会課題の解決
近藤教授によると、コペルニクの最近のキャッチフレーズは「イノベーションをラストマイルに」である。「ラストマイル」と呼ばれる途上国で最も支援が届きにくい地域でイノベーションによる貧困問題の解決を目指しているという。
- ラストマイルの人達の問題解決に役立ちそうな技術・製品をインターネットに公開。
- 途上国の組織がそれを提案書にだす
- 途上国の問題をインターネットに提示し、その問題を解決する技術・製品を募集
- 市民や企業から寄付を募る
- ラストマイルの人達に廉価で販売し、評価をもらう
- 成果を寄付者にフィードバックする
ここで、廉価で販売すのがミソで、身銭を切ったラストマイルの人達からしっかりと評価される。
また、製品開発も工夫され、リーン実験アプローチが取られている。これは、小規模でサンプルも少ない実験を行って、技術・製品の開発にスピード化を行うもの。これに、近藤教授は、ディープテックと呼ばれるサイエンスに深く根差した斬新な技術を推進するVBと協業しイノベーションをラストマイルに届けるという挑戦を提案している。世界の貧困問題の解決が世界の幸福と平和への大きな貢献であることを近藤教授は期待している。☕️🚢🐟🐡💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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