【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:香港とブエノスアイレス」から
2019/11/21
2019.11.15 日経産業新聞の記事「眼光紙背:香港とブエノスアイレス」から
地球の反対側の政治情勢に酷似しはじめている香港
コラムの著者は、多様な映画で先行した香港で著名な監督の一人、ウォン・カーウァイ氏が在郷の作品が多い中、香港を遠く離れた作品「ブエノスアイレス」を出した背景について考察している。
◯アルゼンチンのクーデーター時期と相似
香港は、ブルース・リーなどのカンフーからハードな警察もの、爆笑ナンセンスものといった多様な作品を生み出した。ウォン・カーウァイ監督は、香港を代表とする監督で、「恋する惑星」など世界的なヒットを出している。彼が、異彩を放つ作品「ブエノスアイレス」で香港の地球の裏側であるブエノスアイレスを舞台に選んだのは象徴的であるという。
もちろん、香港とブエノスアイレスとは文化の差異は大きく、経済構造も違う。だが、香港が、ちょうどクーデターのあったブエノスアイレスの時期に似てきているという。1976年にクーデターで権力を握ったビデラ政権は民主派を徹底弾圧し、数千人の無実の政治犯を処刑。周辺の軍事政権と連携し、反政府勢力を徹底弾圧した。「汚い戦争」と言われた。しかも、ビデラ政権のアルゼンチンは政治弾圧の末に経済破綻した。
香港での警官によるデモ隊への襲撃や強行な態度は酷似し始めている。ちなみにアルゼンチンの統制化で弾圧に耐え抜いたイエズス会の管区長は今は、南米初の教皇フランシスコである。🏙🏠💴🗞🌃🏢💡🔎⚡️🌎🎓🇨🇳🇦🇷
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