【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「横山斉理の目:ファンベースのマーケティング、必要な価値体系転換」から
2019/11/08
2019.11.1 日経産業新聞の記事「横山斉理の目:ファンベースのマーケティング、必要な価値体系転換」から
デジタル情報革命でマーケティングもパラダイムシフト
コラムの著者 横山 斉理氏(法政大学経営学部教授)は、情報が氾濫する現代でヒット商品やロングセラー商品を作るにもかつての顧客の捉え方が変わってきていることを論説している。
○今も見えない売上高とファンの盛り上がりの関係
横山教授によれば、顧客から愛されるヒット商品やロングセラー商品をどのように伝えるべきか情報氾濫の時代には従来とは異なったパラダイムが現場に必要だという。
そこでファンを軸にしたマーケティングが出てきた。ファンベースのマーケティングとは、2割のファンが8割の売上げを占めているという経験に則った、少数の顧客に対して濃い接触や体験を提供して熱烈なファンを作り、その人たちをベースに、ネットとリアルの口コミを増進させて市場を獲得しようというものであるという。
ただ、売上高の向上という点でその効果を測定して可視化することは極めて難しい。以前からマスコミによる広告効果も可視化できないでいて、さらに感覚的な方法で市民権を得た広告マーケティングが未だ現場の主流である。ただ、ファンベースになると、現場の価値観が全く異なってくる。そこでは、既存の広告マーケティングのパラダイムを変える、転職してきた人やマーケティングの素人でも進められる世界かもしれない。🏪🍎🍅🏪🚚📦💡⚡🌍👜
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