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2019.5.24   日経産業新聞の記事 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大和ハウス人事の読み方」から

新元号をきっかけに体制刷新

 コラムの著者は、大和ハウス工業の中興の祖、樋口武男会長について退任について考察している。

◯直接は体調ではあるが、一部には引責退任の解釈も

 樋口氏は、6月25日付けで代表権を返上し、CEOからも退く。直接は体調不良であるが、ここまで、M&Aを駆使し同社の規模を大きくして、多くの新規事業を生み出した。社長に就いた2001年の連結売上高1兆円強だったが、2019年3月期で4倍以上の4兆1435億円に増えた。

ただ、2019年3月以降、中国の持分法適用会社で巨額の横領事件が発覚したり、不適合住宅問題が起こるなどトラブルが続いている。今回の樋口氏への人事は引責ではないのかとの解釈もあるが、これを否定している。他の同社の経営分析をしている大学関係者も、今回の不祥事は、後継社長の仕事であるとみており、社内抗争のような無駄な動きをしないためとみれば退任は適切な判断で評価できるという。

経済界のみならず、球界やスポーツ界でも退任や引退が令和を期に体制刷新で自ら判断していることも興味深い。💻🏢💡🔎⚡️happy01🌏🏠

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