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2019.4.2  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:議論つくせない『空間』永遠の課題」から

古代ギリシャの哲学者からカントまで異なる解釈

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、時・空間が我々が物事を認知する舞台であるが意外にその散財については議論があるという。

◯空間論は古代ギリシャの哲学者デモクリトス、ソクラテス、プラトン、アリストテレスと続く

 人工物も含め自然界の事物は座標によって精密かつ定量的に既述されるという。古代ギリシャでは哲学者デモクリトス、ソクラテス、プラトン、アリストテレスと空間論を議論してきた;

  • デモクリトス;空間は完全な「空虚」であるとして、一切の存在を否定し、そこが存在としてのアトム(原子)が運動する余地とした。
  • プラトン:「見る」、「知る」のギリシャ語に由来する「イデア」という概念を持ち込んだ。理性のよってのみ存在する実在が空間であり価値も永遠に変わらないとした。
  • アリストテレス:物体どうしの相互の関係として、空間をとらえる独自論を展開した。
  • ガリレイ、デカルト、ニュートン;絶対空間を導入
  • ライプニッツ;空間の存在論を否定
  • カント;空間は時間とともに人間の認識の形式として、人間側の問題とした。

まだ、空間については議論の決着を見ていないという。📘🔧🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡💻

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