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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:今後の30年、高齢化・AI時代に」から 

2019.2.8  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:今後の30年、高齢化・AI時代に」から

平成の前後の輪郭をたどる 

コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、平成の30年間の回顧が盛んに行われているが、その前後の30年間も含めてトレンドを考察している。

◯長期的視点でみると変化が見えてくる。

  関沢氏によれば、下表のように3つの時代に分けることができるという;

平成を挟む「30年変化」
①2E時代 平成以前の30年 エコノミー(ECONOMY)エコロジー(ECOLOGY)
②2D時代 平成の30年 デフレ(DEFLATION)デジタル(DIGITAL)
③2A時代 今後の30年 高齢化(AGING)人工知能(AI)

 

 

 

 

①2E時代 平成以前の30年

前半は高度経済成長に東京オリンピック、大阪万博が開催。経済成長とともに公害・環境問題が表面化。光化学スモッグが発生し始めた。1970年には「公害国会」が開催され、1971年には環境庁が発足した。しかし、1973年の石油ショックで、人々の意識は一変し、1979年以降「物の豊かさ」よりも「心の豊かさ」を求める人が上回るようになる。

②2D時代 平成の30年

バブル経済の頂点から崩壊への道で始まる。世界の東西を隔てる壁が消え、中国の台頭もあって労働コストは低下。経済は低迷してデフレ基調の社会になる。1995年からインターネットが普及。アメリカでは、アマゾンやグーグルなどGAFAと称されるICT企業が巨大化する。まさに、デフレとデジタルの時代である。

③2A時代 今後の30年

国立社会保障・人口問題研究所による出生低位推計では30年後、日本人口は1億人を割る。その時点で65歳以上は4割近い。高齢化の進む社会を人工知能やロボット、外国人人材でともに支える時代となろう。覇権を争う米中が世界を揺るがすことになる。🎨💻📱🏠🚕📊🔎⚡️🌍happy01🇩🇪🇺🇸🇨🇳

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