【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:スパイ地下鉄の恐怖」から
2019/01/22
2019.1.21 日経産業新聞の記事「眼光紙背:スパイ地下鉄の恐怖」から
友情は大切にしたいが、米国の自由さや寛大さにつけ込んで一方的に有利になることは否認
コラムの著者は、最近ペンス米副大統領の対中強硬策演説が安全保障関係者、治安関係者だけでなく一般の社会に根を張って、まるで小説もどきの地下鉄での盗聴、要人特定などがワシントン・ポスト紙でも語られていると指摘している。
◯中国への警戒心が各方面に根を張り始めた
ペンス米副大統領の演説後、中国への警戒心はますます広がっているという。ワシントン・ポスト紙が「中国の地下鉄は私たちをスパイにできるのか。多くの専門家はイエスの答え」と題した記事を掲載したという。
ワシントン特別区の地下鉄車両は中国製だが、そこに録音装置を仕込み車内で交わされる政治関係者のこそこそ話しを盗聴するのだという。あるいは駅に設置した中国製の監視カメラの映像データを覗き見て、重要人物の動きをチェックするのだという。
このようなスパイ小説のような話も排除できないとして地下鉄運営会社はセキュリティー方針や調達方針の見直しを始めるという。特定の国の名指しは避けたが、中国への警戒心とみても良いだろう。
このような動きは中国人留学生の多いスタンフォード大学でも、傘下のフーバー研究所が「中国に向き合うには『建設的な警戒』が必要」と報告しているという。中国との友情は大事にしたいが、米国の自由さや寛大さにつけこんで、中国の一方的に利益を得る展開は許さないという趣旨だ。
日本がこの二大国の間で揺れ動き続けるようだ。🚉💻🚙🏢📈📞🏭💡🔎⚡️🌏🇨🇳🇯🇵🇺🇸
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