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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:ヘーゲル哲学、止揚は人生最高の教訓」から

2018.11.6  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:ヘーゲル哲学、止揚は人生最高の教訓」から

物事の新しい展開・発展の基本ステップを提示

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、19世紀初頭のドイツ観念論哲学者の代表であるヘーゲルの業績を取り上げ、現代科学や多くの人生訓に影響と与えたことについて述べている。

◯弁証法に思考と存在に積極的な意味付けをおこなった

  和田教授によると、ヘーゲルは古典に精通した頭脳で現実性を持った理想的哲学を展開し、同時代以降に大きな影響を与えたという。

ヘーゲル哲学は絶対的・自律的な真理という基礎に立ち、17世紀のデカルト以後の哲学理念を完全な表現で示したという。その上で、近代哲学を総括する基礎原理を提示した、その主客・心身・自他という根源的媒介という発想は、時代を超えて現代哲学の根本原理になっている。

ヘーゲルは問答・対話術としての弁証法に、思考と存在の発展論理として積極的な意味付けを行った。我々の認識だけでなく、すべての物事の発展を、「正・反・合」の3段階を実現するものと捉えた。

「正」すなわち、テーゼは矛盾から発する命題で、ある1つの立場を直接的に肯定する段階である。だがそれは矛盾する反対の命題「反」すなわちアンチテーゼに否定され、2つの立場が矛盾、対立する段階が生じる。それらをの本質を統合した「合」に収斂する。相反する立場を批判しつつも互いに評価し合い、両者をより高い次元に発展させるアウフヘーベン(止揚)となるという。

ここに、物事の発展、展開の基本ステップが示されたことになる。和田教授もアウフヘーベンのおかげで多くの良き対人関係が得られたと言っている。🍲🔧🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01🇩🇪

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