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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:スマホで情報取得、『引き寄せ』に変化」から 

2018.8.3  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:スマホで情報取得、『引き寄せ』に変化」から

スマホ・ネイティブの消費行動は異なる

コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、博報堂DYMPメディア環境研究所の調査を分析し、購買行動の変化について考察している。

○情報をため池にためるような「情報引き寄せ」

  関沢氏によれば、これまでのパソコン育ちの年代とはことなり、スマートフォン(スマホ)を機能を活用する若年層の「スマホ・ネイティブ」は情報の集め方からことなるという。

スマホ・ネイティブは、パソコン利用者とことなり、スマホを活用して、検索をその都度せず、常時関心ある情報があつまるようにしているという。

スマホを見て興味ある画面はスクリーン・ショットをとり、SNSでは、フォローや「いいね」をして、情報が手元に残るようにしている。「いいね」は発信者への共感もあるが、自分にとって「いいね」に変化している。スマホやSNSの特性を生かし、必要になるかもしれない情報を「ため池」のように囲い込んでおく行動を、関沢氏は「情報引き寄せ」と名付け考察している。

同調者から15歳から29歳の女性は、情報引き寄せの行動が多く、文字よりも画像を多く蓄積する。情報の洪水の中でとりあえず必要になりそうなものをスマホに溜め込む。選択前選択が行われる。すでに選択したものだけがあるので決定は極めて速い。消費行動も従来の時間軸では論じられない領域となっている。💻📱🏠🚕📊🔎⚡️🌍happy01

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